イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
難易度
★ ★ ☆ ☆ ☆
論点整理と伝え方を、きれいに言語化した一冊
詳細レビュー
この本を読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、かなり有名な本としてよく名前を見かけていたからです。 XやAmazon、また本屋でもかなり人気があるようで、60万部以上売れていると書かれていたこともあり、読んでみようと思いました。
本の内容
本書では、まずどのようなイシューを立てるべきかが語られ、そのイシューをどのように分解し、結論まで持っていくのかが整理されています。 さらに、最後に相手へ伝える段階で、どのような流れで構成し、どう伝えればよいのかという点まで含めて説明されています。
単なる思考法の本というより、課題設定から結論の導出、そして伝え方までを一連の流れとして学べる本だと感じました。
この本から学んだこと
この本を読んで感じたのは、いい意味で当たり前のことを丁寧に言語化してくれているということです。 研究の場ではある程度自然に行っていた、論理の流れを組み立てて結論へ持っていく考え方が、ビジネスの文脈ではどのように活かされるのかを、改めて構造的に理解できました。
何を考えるべきか、どこから考え始めるべきかが整理されているので、自分の考えをまとめたり、人に伝えたりするときの土台になる本だと思いました。
このような人におすすめ
エンジニアでも、企画を立てる場面や、予算を取るための説明、プレゼン資料を組み立てる場面ではかなり役立つ本だと思います。 「何を論点として置くべきか」「どの順番で分解して結論まで持っていくか」「相手にどう伝えるか」を考える必要がある業務と相性がよいです。
例えば、新しい施策を提案するとき、開発方針を説明するとき、予算や工数の妥当性を伝えるときなどに、この本の考え方はそのまま使いやすいと感じました。 自分の考えを筋道立てて整理し、相手を納得させる必要があるエンジニアにおすすめできる一冊です。